このエントリーをはてなブックマークに追加

マチカネくんも登場し薬物乱用防止キャンペーン

大学生と一緒に啓発活動をするマチカネくん

 薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」普及運動期間(6月20日~7月19日)に先立ち、豊中市保健所は6月19日、薬局薬剤師や薬学を学ぶ大学生らと豊中市千里文化センターコラボ前で、薬物乱用の防止を呼び掛ける啓発活動をした。市のキャラクターで、マチカネくんが5人の市保健所職員、3人の薬剤師、29人の大学生と「ダメ。ゼッタイ。」と書かれた啓発用のティッシュや薬物乱用を呼び掛ける冊子、ばんそうこうをセットにし、1000部を配布した。
 脱法ハーブなどが原因で起こる事故や事件が相次いでいる。4月1日に薬事法が改正されてからは、指定薬物の販売等だけではなく、所持や使用にも罰則が適応されるようになった。「ダメ。ゼッタイ。」普及運動は、2009年に採択された新国連薬物乱用根絶宣言への支援事業として、官民一体となって薬物乱用問題に対する認識などを高めようと全国で取り組まれている。
 この日は市内の薬局薬剤師、大阪大学など薬学部の学生らが「麻薬・覚せい剤・違法ドラッグの乱用をなくそう」と書かれたタスキをかけて約1時間、啓発グッズを配りながら薬物乱用防止を呼び掛けた。保健所は「薬物使用者を増やそうと若者がターゲットにされ、脱法ハーブなどがまん延しつつあります。脱法ハーブなどは成分が分からず、命を落とすことも。『1度なら』と安易に手を出さないでほしい」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.06.25

豊中市保健所 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動

更新日時 2014/06/25


関連地図情報

関連リンク