てしま保育園、てしまこども園の園児がサツマイモの収穫
豊中市服部西町5、マリンフード豊中スイミングスタジアムの敷地内で10月20日、
てしま保育園(服部西町3、山田正典園長)と、てしまこども園(曽根南町2、倉澤恵子園長)の園児135人がサツマイモの収穫をした。
敷地内の土地の有効活用と、地域との交流を目的に、サツマイモを栽培する活動「とよすぽファームin1しま」の一環として行われた。サツマイモは5月に園児が敷地内に植付けし、2週間に一度水やりをし、世話をしてきた。
園児らは270平方メートルある畑いっぱいに広がり、「大きいイモが出た」と歓声を上げながら、1時間ほどでサツマイモ約1000個を掘り出した。収穫したサツマイモは、両園で焼き芋にして園児たちに振る舞われる。
スタジアムは敷地内にバラ園があるほか、建物の周囲に樹木や草花が多く植えられている。サツマイモの栽培は2012年に始めた取り組みで敷地内の空きスペースを有効活用した。活用にあたり、市と協働で緑化や生ごみ堆肥化の啓発に取り組むNPO法人花と緑のネットワークとよなか(髙島邦子代表)に相談し、水やりだ けで荒地でもよく育つサツマイモを育てることに。
また、堆肥として給食の残さいと街路樹の剪(せん)定枝を混ぜて作る豊中生まれの土壌改材「豊肥(とよっぴー)」を使っている。子どもの環境学習にも役立ててもらおうと、同スタジアムの近くにあるこども園や保育園に声を掛け、一緒にサツマイモの栽培を行っている。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.22
更新日時 2015/10/22