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アプリ開発事業者がマチカネくんのゲームアプリを制作

チャレンジセンターで完成したアプリを前に語らう長安さんと木島さ

 スマートフォンやタブレット向けのアプリ制作などを行う会社、インプレイトソフト(豊中市上野西1)が、市のキャラクター「マチカネくん」の無料ゲームアプリ「トヨナカワニック」をリリースした。
 アプリはタブレット型端末・アイパッド用で、画面中央にある池で遊ぼうと周囲の穴から出てくるマチカネくんを、指でタッチして穴に戻し得点を競うもの。同社代表で開発者の長安裕司さんは「生まれ育った豊中にちなんだアプリを作りたいと考え、マチカネくんを活用しました。『池で遊ぶと危ない』という啓発的な意味合いもあるんですよ」と話している。  
 豊中市は毎年11月に、市内の産業や事業所を集め、製品・サービスの魅力を市民に伝える「とよなか産業フェア」を開催している。このアプリは、2013年初めてフェアに出展することとなった長安さんが、来場した子どもたちに喜んでもらおうと企画した。市内の起業家や中小企業の支援などを行う「とよなか起業・チャレンジセンター」で知り合ったNayutty(庄内東町1)の代表取締役・木島奈由多さんの協力を得てフェアに出展し、講評だったため、製品化した。木島さんは「キャラクターを可愛く見せるのに苦労した。同じ豊中の起業家で協力して作ったものが、形となりリリースされて嬉しい」と話している。
 マチカネワニックはアップル社のアプリ販売サイト「アップストア」から無料でダウンロードできるほか、アンドロイドタブレット版もリリースされる予定。=情報提供・豊中市(梶川伸)

インプレイトソフト マチカネくん とよなか起業・チャレンジセンター Nayutty

更新日時 2014/03/15


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