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わが子に伝えたい食卓⑰ 大豆とおジャコのご飯

元は、炒り大豆を使う節分料理がヒント。しょう油の代わりに梅干しを1つ加えて炊くと、残暑に疲れた体がシャッキリ

 白米か炊き込みご飯、麺(めん)類の主食を決めてから献立決めると、自然と野菜や和風のおかずが多くなり、バランスが良くなります。人気の主菜を例に挙げると、ハンバーグ→ポテトサラダ→ポタージュ→白米となり、脂質過多な洋食メニューに偏りがちに。白米が進みにくいおかずは、子どもの米離れの一因です。反対に、雑穀米→お味噌汁→野菜の副菜(胡麻和えやおひたしなど)→ハンバーグの順で献立を考えると、デミソースではなく照り焼きやおろしソースと、主食が進む味付けにアレンジしやすいのです。とはいえ、毎日のことですから、わが家も献立が決まらない日も。そんな時は、主食に少しボリュームをもたせ、具沢山の味噌汁と常備菜などが並びます。
 米2合に、1晩水に浸した乾燥大豆(適量)、チリメンジャコ(ひとつかみ)、酒、みりん(各大さじ1)、しょう油(小さじ2)を加え、炊飯。大豆もジャコも栄養価に反して脇役食材ですが、食感や風味が出るので重宝です。
【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライター。体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

更新日時 2013/09/13


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