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わが子に伝えたい食卓⑬ 野菜がおいしいナムル

手で和えると全体によく味が行き渡り、調味料も最小限。モヤシやニンジン、焼き海苔(のり)などと一緒にあえてもよい

 お子さんが野菜を苦手でも、それはママのお料理がまずいからではありません。味覚ができるのは3歳以降からと言われ、それ以前の好き嫌いは食感や苦味、酸味が影響していることがほとんど。離乳食から完了食に移行した途端に食べなくなった場合は、月齢に対して、食材が硬すぎないか、切り方が大きすぎないかなどを見直してみてくださいね。
 今日は幼児食の子どもたちへのレシピ。ホウレンソウは80度くらいの水でゆで、冷水にさらしてよく絞り、アクを除きます。大人には平気でも、このアクで口の中がぴりぴりしてしまう→ホウレンソウが苦手という子どもも。葉野菜はかんだり飲み込んだりしづらいので少し細かく5ミリ幅を目安に切り、ボウルに入れ、ゴマ油としょう油(それぞれ小さじ1/2)で味をつけ、清潔な手でよく和えます。少しのゴマ油が青臭さを抑え、食べやすくしてくれますが、野菜本来の風味は生かせる味付けです。
【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライター兼食育指導士。化学調味料を使わない、体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

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