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空美ちゃん・空港へ行く①新関空会社「身近な空港に」
大阪空港のスローガンは「身近で、こころ満たす空港」。関空と手をつなぐポスターを掲げている
大阪空港は２０１２年７月１日、関西国際空港と経営が統合された。国営だった大阪空港と、関西国際空港会社経営だった関空とが新関西国際空港会社（新関空会社）のもとで１つになった。本社は泉佐野市。大阪空港には伊丹空港本部を置いている。
伊丹本部は空港ターミナルビルの南東に隣接する大阪空港事務所庁舎内にあり、施設運用部と環境・地域振興部に分かれている。約１００人の社員は大半が、国からの出向組だ。
「身近な空港にしたい」と、続々と新企画も打ち出している。撮影スポットなどを紹介するフリーペーパー「ソライロ」を創刊した。正月には池田市の府立園芸高校、大阪国際空港ターミナル会社と共同で門松を作った。開催するイベントも増やしている。３月３０日には飛行機好きの女性「空美ちゃん」向けに、イベントをする。普段立ち入れないフィンガー部分で飛行機を撮影できるので、「すぐに定員になった」と環境・地域振興部の企画グループ担当者。「スイーツイベントも定期的に開きたい」と意欲的だ。
大阪空港についてのあれこれを、「空美ちゃん・空港へ行く」として連載する。（進藤郁美）
更新日時 2013/03/12
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