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わが子に伝えたい食卓⑩ ゴボウとニンジンの甘辛揚げ

揚げ油はナタネ油や米油など酸化しにくい上質なものを。歯ごたえが残るくらいに火を通すのがポイント

 わが子に伝えたい味は、パパも喜んでくれる味であってほしいといつも考えています。同じものを食べてこそ“家族”! 我が家では、子どもにNGな脂っこいものや刺激的なものは、大人も極力避けていますが、いくら健康重視とはいえ、いつも薄味や単調な味を独断で押し付けてばかりでは、食後にスナック菓子をどか食いなんてことにもなりかねません。本末転倒ですよね。
 このお料理は、材料も味付けに使う調味料もきんぴらとまったく同じながら、調理行程を少し変え、ボリューミーな一品に。皮をむいたゴボウとニンジンを拍子切りにして、片栗粉をまぶし、揚げ焼きします。別の鍋で水(大さじ3)、しょう油(大さじ1)、みりん(大さじ1)を煮詰めたタレに熱いうちにからめ、ゴマをまぶせば完成。世代問わずウケがいい甘辛味で、ゴボウやニンジンの1本なんてあっという間。ご飯もすすみますよ。
【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライター・調理師・食育指導士。化学調味料を使わず、素材からだしを引き出す体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

更新日時 2013/02/12


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