夫婦で楽しむWの子育て(27)
◆妊婦健診、一緒に行く?
おなかに赤ちゃんがいる女性は母になる実感を持ちやすいけれど、男性はなかなか父親になる実感はわかないようです。だからこそ、妊婦健診には一緒に来てもらえるといいですね。
毎回は難しくても、初期と中期、後期にそれぞれ1回ずつでも顔を出しておけば、産科医や助産師さん、看護師さんなどのスタッフとも顔見知りになれて安心です。
一緒に行くタイミングで、おすすめなのが妊娠4カ月になったころ。実はこの時期……超音波診断装置に映る赤ちゃんが、ぬいぐるみのクマみたいでキュートなんです。まだ15センチほどの小さな赤ちゃんですが、もう手足もはっきり見えてとっても可愛い。パパにもぜひ見せて「オレの子だ!」とパパスイッチを入れてもらいましょう。仕事の都合で無理な場合は、超音波の写真を見せたり、また、病院によっては、超音波モニターの映像をビデオにダビングしてくれるところもあるようです。
パパが健診に行くときには、混んでいる待合室では座らず、妊婦さんに席を譲るなどマナーを心がけてくださいね。
【椹(さわらぎ)寛子さん】豊中在住のライター・コピーライター。4歳と0歳児の母。桂幹人さんとの共著に「だから、あんたは不幸やねん~見方を変えれば、人生は逆転する」(日中言語文化出版社)がある。http://ameblo.jp/mamawriter/
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第47号(2013年1月10日)
更新日時 2013/01/17