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わが子に伝えたい食卓⑥ 子どもの玉子焼き

この日は鶏ひき肉にひじきや香味野菜。時には卵だけで作りますが、ハレとケはママのさじ加減で調整を

 運動会や遠足などお弁当の季節です。ママさんたちはおかずに悩みませんか?
 会社員時代は私もお弁当持参でした。日々、作りながら「玉子焼きに卵2個って多くない!?」と思っていましたよ。完全栄養食とも言われていますが、毎日1個の卵も現代の食事事情では過多だと感じます。離乳食を作り出してからは、さらにその思いが強まり、主人のお弁当もなるべく玉子焼きに頼らないことに。
 でも、2個くらい使わないときれいに巻けないんですよね。そんなこんなで、我が家の玉子焼きは、ひじきやタマネギ、ニンジンなど家にある食材を炒めて、しょう油と砂糖で直接味付けをした、オムレツタイプになりました。卵1個をときほぐし、具大さじ3程度を目安に混ぜて焼くだけ。汁気の出る野菜もこの方法ならお弁当向き。一口でパクッといろんな栄養が摂れるので、我が家ではこれを“子どもの玉子焼き”と呼んでいます。

【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライターで食育指導士。化学調味料を使わない、体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

更新日時 2012/10/14


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