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わが子に伝えたい食卓④ ふかしジャガイモ

蒸し器がなくても、なべに蒸し板をセットすれば簡単に蒸せる。電子レンジではなくぜひ、蒸気で加熱を

 小学生のころ、夏休みのプール開放から帰ると、母がふかしたての皮付きジャガイモをドンっと食卓においてくれました。私と姉はそれぞれに皮をむきながら、塩やマヨネーズをつけ、麦茶と共にほお張ったものです。ほかにも、蒸しトウモロコシ、規格外に大きく育ったキュウリを縦半分に切り、種をくりぬいて丸かじりなど、今思えば、ほんの20数年前のことですが、随分、ノスタルジックな光景ですね。おやつ=スナック菓子やケーキというイメージですが、幼児食では軽い食事。子どもの成長にとって必要な栄養素を補うと考えれば、ジャガイモは炭水化物のみならず、ビタミンCも豊富でおすすめです。栄養素を逃がさない“蒸す“というのもポイント! ただし、塩やマヨネーズの使いすぎには注意を。小さなお子さんにはなしでもかまいません。3歳の娘も皮を自分でむく楽しさも手伝って、大好きなおやつのひとつです。

【烏帽子真理さん】池田市在住のフードライター・調理師・食育指導士。化学調味料を使わず、素材からだしを引き出す体に優しい家庭料理が得意。英語と食のサークル“hug!”を共催。http://ameblo.jp/communication-hug/

更新日時 2012/08/08


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