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「石の道・いけだ」彫刻めぐり<9>菊池孝さん

桜通りにある菊池孝さんの「RAIN」(1995年)

 府道箕面池田線(桜通り)に菊池孝さんが1995年に作った「RAIN」がある。菊池さんは「制作したのは阪神大震災の年。街の復興につながる作品にしたかった」と当時を振り返る。
 すりこぎのような棒状の石を、豆矢(まめや)という道具で3つに割った。「割れた時の形は石に任せた。だからデザインは石が決めた」と笑う。割れた石のひとつを細長いつくばいに見立て、「悲しみの涙を受け止め、ひとつにためて、勇気を出そう」というメッセージにした。「震災で多くのものを無くしたけど、また再生できる」という願いを込めた作品は、分解すると元の石の形になる。 もとの姿も見てみたい。(進藤郁美)

いけだ彫刻シンポジウム 菊池孝 池田市

更新日時 2012/01/11


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