編集長のズボラ料理(882) 玉子サラダのハムカツ
お腹はすいたが、昼ご飯を食べる時間がそれほどない。そんな時は、ラーメン屋さんかカレー屋さんに入り、ササッとかき込む。そのため、勤めている時には、いくつものおもしろい店を知った。浮き沈みの激しい業界なので、店が今も続いているかどうかは知らないが。
ラーメンは味よりも、サービスで置いてあるものの方が実は印象に残る。辛子タカナ、 キムチはよくあるが、意外なものがある。
京都府長岡京市で、「駅前一丁」という店に入ったことがある。「出前一丁」という即席麺に似た名前だったので誘われた。用意してあったのは、おろしニンニクとレモンだった。レモンをラーメンに入れれば、爽やかになるからだろう。
その進んだ形が、大阪府守口市の山長だった。麺を食べ終わると、店員さんが残ったスープを減らし、ポン酢を入れてくれた。大阪府豊中市の渡辺製麺は、だしを用意していて、これも味変用。魚粉を置いてある店もあり、これも同じ発想だと思う。
おろしニンニクを置いている店はいくつもある。大阪市の金久右衛門で用意してあったのは、ニンニクとそれをつぶす器具だった。
漬け物を置いている店もあるが、これはご飯を食べる客があるからだろう。京都市の古今はキムチ、漬け物、メンマの3点セットだった。ご飯のお供では、生卵、ゴマ、ふりかけも経験した。
カレー屋さんも、薬味や添え物が面白い。大阪市のケントは3種類が用意してあり、その1つがイカの塩辛だったので驚いた。ほかには、キャベツの千切り、大根やキュウリの漬け物、紅ショウガ、チャツネ、ラッキョウの赤ワイン漬けなど。
店に入る余裕もない時は、コンビニに入り、サンドイッチを買って、それをほうばる。よく食べたのは、玉子サラダを挟んだものとハムを挟んだもののセット。これはあまり厚みがないので、電車の座席でたべても、目立ちにくい。そんなこともあり、玉子サラダは僕の中では、大事なアイテムになっている。
ゆで玉子を作り、殻をむでいで小さく切り、ボウルに入れる。マヨネーズと乾燥パセリを加えて混ぜ、玉子サラダを作る。円形のハムの上に玉子サラダを乗せ、もう1枚でふたをし、はみ出さないように、つまようじ4本で縫うようにして4辺を止める。小麦粉をつけ、溶いた小麦粉をくぐらせ、パン粉をつけて油で揚げる。つまようじを抜いて、皿に盛る。
コンビニのサンドイッチで、カットしたパン5枚を使ったものがある。その2枚を使ったサンドが1つ、3枚を使ったサンド1つの組合せになる。奇数枚数なので、そうなるのだが、何で4枚とか6枚の偶数にしないのだろう。(梶川伸)2026.07.06
更新日時 2026/07/06