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編集長のズボラ料理(879) ホワイトマッシュルームサラダ

マッシュルームがなるべく見えるように

 娘夫婦は2人暮らしで、共働きをしている。しかも、どちらも店が職場だから、遅番もある。このため、家でゆっくり夕食をとる日は少ないようだ。
 でも大丈夫。娘婿は刺し身が好きだから、自宅そばのスーパーで買えば、手間がかからない。しかも、帰宅するころは値引きしているで、お得でもある
 2人の休みが合えば、「休みの日くらい、ゆっくりしたい」となる。家でゆっくりご飯を食べるのでなく、外食でゆっくり、が多い。「休みは食事に手間をかけたくない」という主義らしい。
 外食といっても、安いカジュアルな店ばかりで、気に入るとラインで食べ物の写真を送ってくる。安上がりな店に、僕が関心を示すと思うからだろう。
 娘婿は刺し身が好きだから、すし屋さんの写真もしばしば送ってくる。自宅に近い回転ずし「くら寿司」や「杉玉」、大阪市まで出て人気の「さしす」や天神橋筋の「春駒」。このあたりは僕も知っているのだが、日本橋「すしまる」の写真は、ちょっとおもしろかった。生カキを食べたようで、1つ220円で1人4つまでのコメントがあった。カウンターらしい席の前には、すしのメニューを書いた札がたくさん下げてあり、それを取って注文するようだ。これは僕も行ってみなければ。
 どんな店だったのは知らないが、マッシュルームのサラダの写真が送られてきたことがある。これは簡単。いつかズボラ料理に採用しようと思っていたら、娘が訪ねてきた。毒味をさせよう。
 生のホワイトマッシュルームを薄く切って、皿一面に敷き詰める。その上に乗せるのは、何でもあり。その時は家の冷蔵庫にある野菜を中心に使った。カリフラワーはサッと塩ゆでにし、小分けする。セロリは筋を取って細切り。レタスも細切り。それにベビーリーフ。彩りにミニトマト。
 店ではどんなドレッシングだったか。娘に聞いたが、覚えていないと言う。仕方ないから、ズボラ流にした。オリーブオイル、酢、レモン汁、みりん、白だし、刻みの入ったワサビ。それを混ぜる。
 最近送ってきた写真は、大阪市・法善寺横丁の「かもふく」で、鴨のいろいろな部位を鉄板で焼き、一緒に焼いた野菜を巻いて食べるものだった。これはズボラでは難しい。それとなく話題にして、「連れて行ったろか」というのを待つ作戦しかない。(梶川伸)2026.06.23

更新日時 2026/06/23


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