編集長のズボラ料理(736) カボチャとレーズンのサラダ
レーズンを入れたカレーがある。最初に食べた時は、とても不思議に思った。パイナップルの入った酢豚を初めて食べた時と、同じくらいの驚きだった。
カレーは辛い。レーズンは甘い。何で反対の組み合わせなのだろ。しかし、そういえば、「リンゴに蜂蜜とろーり溶けてる」カレーを知って、甘辛セットもあるんだと認識し、不思議さはやや薄れたが。
スイーツにレーズンはよくある組み合わせだが、これは甘さ×2だから納得できる。アイスクリームはラムレーズンが大人気だし、ケーキにもレーズンやラムレーズンはよく使われる。
洋菓子だけではない。代表的な和のスイーツ、どら焼きにもラムレーズンが入っているものもあった。鹿児島の「ラムドラ」で、あんこの中に入っているので、甘さ度合いは強い。
カボチャは甘い。初めてカボチャのコロッケを食べた時は、とても不思議に思った。コロッケといえばジャガイモだと思い込んでいたからだ。
食べてみると、想像通り甘い。甘さの驚きは、トウモロコシの炊き込みご飯を食べた時と、同じくらいだった。
カボチャのコロッケがあるなら、サラダでもいいだろう。イモサラなではなくカボサラ。どうせなら、レーズンも加えて、甘さダブルにしてしまおう。食べたことはないが、デパートの総菜売り場などで見たことはあるし。
カボチャは皮を切り取り、種の部分を除いてカットしてゆでる。柔らかくなったら取り出し、ボウルに入れて水分を飛ばしたあと、全部つぶす。ベーコンを細かく切り、レーズンと一緒にカボチャに加える。コショウをふり、マヨネーズで混ぜる。皿に盛って、上にレーズンとベーコンを飾あ
カボチャの煮物は時々作る。甘みは有るのだが、しょうゆも使うので、甘辛のバランスはとれている。、
カボサラはしょうゆ味がなにので、純粋に甘い。それでも、おかずとして食べられる。ついでに、カボチャのスープもつけてしまおうか。以前、大阪市・心斎橋のビストロ「カラト」で大人様ランチを食べたことがある。スープはカボチャだった。カボチャは甘くても、大人の味なのだろう。(梶川伸)2024.06.09
更新日時 2024/06/09