文化歴史
◇一言◇ しんこうの花の寺なんです ◇本文◇ 取材していて、思わず笑ってしまったのが、この言葉だった。ユーモアのある住職だった。 寺と花の組み...
早坂暁さんのドラマのタイトルを勝手にいただいて、毎日新聞旅行で「花へんろ」と名づけた遍路旅を企画したことがある。基本は月に1度の1泊2日のバスを使った遍路だが...
醍醐寺は京都の代表的な桜の名所と言える。豊臣秀吉が慶長3年3月15日(1598年4月20日)、醍醐寺三宝院の裏で花見の宴を開いた。「醍醐の花見」の歴史に思いは...
京都の寺は、桜の名所が多い。そんな多くの寺の中で、上品蓮台寺はそれほど知られてはいないが、桜を楽しむには良い寺ではないか。 ソメイヨシノが咲き、白や紅の枝...
寺は正式名よりも、釘抜地蔵の通称で親しまれている。空海が掘ったとされる地蔵は霊験あらたかで、体や心の苦しみを抜き取るということから苦抜き(くぬき)地蔵と呼ばれ...
月ヶ瀬梅林は奈良の代表的は梅の産地として知られる。奈良市内だが、平成の大合併で奈良市になった旧月ヶ瀬村にあり、奈良の中心部からは随分と離れている。 五月川...
石光寺は「花の寺」として知られる。特に有名なのは、冬の寒牡丹(かんぼたん)だろう。ワラで組んだ三角帽子の中で、寒さに耐えて咲く。 冬牡丹はその時期に合わせ...
寒牡丹(ぼたん)と冬牡丹がある。寒牡丹は寒さの中で葉を落とし、身を縮めるようにして、懸命咲く。これは二季咲きの品種で、春の本番のほかに、冬も小さめながらも花を...