文化歴史
志納所を過ぎて仁王門への参道は、かなりきつい坂を登る。瀬戸内海を見下ろし、道端に設けられたミニ西国三十三カ所に手を合わせながら行く。その二十三番勝尾寺の本尊、...
いずれが菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)。2つの花の見分けは難しい。それに花菖蒲(はなしょうぶ)でも混じろうものなら、ますますややこしい。 「杜若は葉っ...
番傘みどり川柳会の2016年3月句会が3月6日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は58人、投句者は5人だった。秀作が「みどり秀句抄」として、同人誌「番傘みど...
日本石楠花(しゃくなげ)なので、花の色は淡い。境内の山肌に沿って枝を広げている。山肌を覆っている、と言ってもいい。花のシーズンには日記をつけるように写真を撮っ...
カヤぶき屋根の庫裏(くり)を囲んで、牡丹(ぼたん)が咲き誇る。先代住職の新見竜童さんが1963年から2000株を植えた。亡くなった後は、娘で現住職の新見智章さ...
オリジナル家具やインテリア雑貨をデザイン・製作する「grqf labo」(豊中市穂積2)で3月13日、市民がものづくりを体験できる工房見学会が開催された。 ...
番傘みどり川柳会の2016年2月句会が2月7日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は58人、投句者は6人だった。秀作が「みどり秀句抄」として、同人誌「番傘みど...
中庭を開放していないので、低い垣根越しに1本の大山蓮華(おおやまれんげ)を見る。ただ、寺を始めた先々代住職の大石順教尼も、自室からこんな距離で眺めたはずだ。 ...
「願はくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月のころ」と詠んだ西行は、願いの通り、桜の咲き始めるころ、この寺で世を去った。西行を慕った江戸時代の似雲(じうん)...
土塀を持つ簡素な山門をくぐると、拝観の受け付けをする小さな建物があった。住職の石川重元さんは、その小屋にちょこんと座っていた。 境内はそれほど広くはない。...