ちょっと味見を(1509) 豊祝・純米吟醸・愛山
神戸で仕事をしていた時、灘の豊澤酒造の社長に、酒の話を何度か教えてもらった。その酒蔵の酒「酒豪」もよく飲んだ。
今は京都と奈良の府県境に住み、奈良の酒もよく飲む。元をたどれば灘の豊澤酒造と一緒となる奈良豊澤酒造の酒も。今回は豊祝・純米吟醸・愛山。ラベルにはそのほかに、無濾過(ろか)、生原酒、瓶貯蔵、限定品と、たくさんのことが書いてある。だから、どこまでがこの酒の名前かわからない。
飲んでみると、吟醸酒らしく強い爽やかな吟醸香がする。味はフルーティーさもあるが、吟醸の軽さよりも、純米のどっしりした味の方が印象に残る。(梶川伸)2019.03.10
更新日時 2019/03/10