ちょっと味見を(929) ごろごろ水
奈良県天川村洞川は、修験道の聖地・大峯山への登り口になっている。大峯山はいまだに女人禁制を守っている。そこからは女性が入れない女人結界に向かう途中に、ごろごろ水が湧き出ている場所がある。水を汲みにくる人が多く、今は水道管にいくつもの蛇口を取り付け、採水しやすくなっている。ただし、車を止める駐車料名目で、お金をとっている。
大峯山の水で、日本名水百選の1つだという。pH8.2のアルカリ性のミネラルウォーターと表示されている。
写真のものは、知り合いにもらった。洞川の株式会社名水の里が製造者で、奈良交通のボンネットバスのデザインがついている。昭和30年代、40年代に活躍したと説明がついていた。奈良交通のPR用かもしれない。(梶川伸)2017.08.18
更新日時 2017/08/18