池田・五月山動物園でアルパカの毛刈り
池田市立五月山動物園(綾羽2)で6月23日、アルパカ「プリン」(7歳、雌)の毛刈りが行われた。
園のアルパカ2頭(雄1頭、雌1頭)は2000年4月、プリンセス天功さんより寄贈を受けた。アルパカはもともと気温が低い高地に住む動物で、毎年10センチ前後伸びる毛を覆ったまま日本の夏場を越すのには負担が大きいので、暑さ対策や熱中症予防にと毛刈りを実施している。
毛刈りは同園職員4人で実施。約50㌢㍍の大きな電動バリカンを前に「プリン」は怯えた様子だったが、職員に押さえられ観念したのか、おとなしく毛を刈られていた。また身体の左面には同園のキャッチフレーズ「世界一(ハート)のある動物園」にちなんだ、ハート型のデザインが施され、女の子らしいキュートな姿になった。1時間かけて刈り取られた毛の量は4キロ。刈り取った毛は緑のセンターで開かれる教室などで使用する予定。
5月30日にはもう1頭のアルパカ「オークン」の毛刈りを行う予定。=情報提供・池田市(梶川伸)2015.06.23
更新日時 2015/06/23