池田市がウォンバットのための募金
池田市は五月山動物園のウォンバットの将来計画のため、1000万円を目標に寄付金を募る。
国内で飼育されているウォンバットは6頭で、うち3頭が五月山動物園にいる。しかし、ウォンバットは高齢で近い将来、五月山動物園から人気者のウォンバットがいなくなる可能性がある。
このため市は、タスマニア(オーストラリア)のトロワナ・ワイルドライフ・パークの園長と新たなウォンバットの受け入れについて話を進めている。しかし、今の環境では受け入れは難しいことから、国の地方創生関連の交付金を活用して施設を改修する予定だった。ところが、予定していた交付金は先駆的ではないということで対象から外れた。
しかし、一方でウォンバットを受け入れるためには施設の改修が必要。市はこの財源を市民からの支援でカバーしようと「ウォンバットを未来へつなぐ」をスローガンに掲げ、改修費約2300万円のうち1000万円を目標に寄付金を募り、ウォンバットの仲間を増やす取り組みをすることのなった。
=情報提供・池田市(梶川伸)2016.12.02
更新日時 2016/12/02