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子どもと楽しみたい絵本 てくてく編31

「せかいいちおいしいスープ」文・絵:マーシャ・ブラウン 訳:こみやゆう (岩波書店)

【せかいいちおいしいスープ】
 お腹をすかせた3人の兵士が、村人たちに「食べ物を分けてもらいたい」と頼むのですが、「余分な食べ物はない」と断られます。そこで3人の兵士は知恵を出して、石でおいしいスープを作り、村人にふるまうことに。どんな方法でおいしいスープを作ったかは、絵本を読んでのお楽しみ。末っ子のアルバイト先での会話。主婦であるパートのおばさんが、「夕食にクリームシチューを作る」と言いました。末っ子は、「こんな時間から手作りシチューは大変だ」と言いました。すると、おばさんは「市販のルーで作るから大丈夫」と。末っ子は、「市販のルーで作ったクリームシチューは食べられない。我が家はホワイトソースから作ってもらっている」。おばさんは「何と贅沢(ぜいたく)なことを!」と笑いながら、怒られたらしいのです。彼は市販のクリームシチューが大の苦手。クリームシチューだけは、彼にとって、私の味が世界で1番おいしいのです。(絵本を楽しむ会・M)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第60号(2014年2月13日)

更新日時 2014/02/12


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