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風景印で街歩き⑪ 池田石橋四郵便局

石のくぼみは、幕末に三条実美(さねとみ)らが長州に逃れる際、京を振り返って祈った時の馬ていの跡という

 池田市立石橋南小学校の西、閑静な住宅街の中に建つのが、池田石橋四郵便局だ。取材に訪れた午後4時ごろは、局舎の前を児童が元気に下校していた。
 風景印には、その石橋南小学校の構内にある「石橋のいわれ石」が描かれている。西国街道と能勢街道の交差点付近の小川に架けられていたと伝わる。風景印を見て「本物を見たい」という人も多いが、その場合は学校の許可が必要だ。
 稲野一穂局長は「下町らしさが残る地域なので、いつも密度の濃いやり取り」と話す。窓口の壁には、近所の人が作った折り紙や押し花が飾られており、目を楽しませてくれる。(礒野健一)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第49号(2013年3月14日)

更新日時 2013/03/04


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