うちわ1870本を被災地の仮設住宅へ――豊中
豊中市役所で8月4日、東日本大震災の被災地である宮城県岩沼市の仮設住宅で生活する被災者を支援しようと、豊中市職員やその家族から集めたうちわ1870本の発送作業が行われた。豊中市では大阪国際空港の就航都市でもある岩沼市に、これまでも見舞金や防塵マスクを届ける支援を行ってきた。今回の取組みは岩沼市からの要望で豊中市地域福祉室が文書や電話で全職員に呼びかけたもので、点字で応援メッセージが書かれたものや、手作りのうちわなどが寄せられたほか、「ひといきつける涼風となりますように」「がんばれ東北!」など被災者へのメッセージが添えられたうちわが集まった。浅利敬一郎・豊中市長のメッセージ入りうちわも用意された。
豊中市地域福祉室では、「うちわと激励のメッセージを送ることで、岩沼市の皆さんに優しい風を届けたい」と語っている。うちわは宮城県岩沼市の災害対策本部に郵送され、岩沼市内の仮設住宅約380世帯に暮らす約700人に配布される。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/08/04