石橋まつり 北摂池田からがんばろう日本音頭お披露目
池田市の石橋駅前公園で7月30、31日、夏の恒例行事の石橋まつりが行われた。石橋まつりは、公園の中央に設置されたやぐらを囲んで踊る「大盆踊り大会」が名物で、両日とも午後7時から「炭坑節」「お富さん」「一休さん」などの曲に合わせて、老若男女が輪を作って踊っていた。
31日午後8時半からは、河内音頭家元の河内家菊水丸さんがやぐらに上がり、東日本大震災の復興を祈念して新たに制作した「北摂池田からがんばろう日本音頭」を披露した。音頭は「五月山から池田の街を 望めばひとすじ猪名川の」から始まり、「一人ひとりが手に手を取って 出来ることから少しずつ 強い絆で未来に向かい とにかく歩いて行きましょう」など、東日本大震災の被災者を応援するメッセージを歌い上げたもの。会場は菊水丸さんの歌声と和太鼓、生ギターの演奏に合わせて踊る人たちの熱気で包まれたが、午後9時頃からの豪雨でまつりは中止となり、参加者は一様に「一番盛り上がったところだったのに」と残念がった。(礒野健一)
更新日時 2011/08/01