編集長のズボラ料理(872) ナガイモ酢豚
ゴールデンウイークに、娘夫婦が奈良市の中華料理店「飛天散華」で、ランチをごちそうしてくれた。名目は、僕の誕生日祝い。
実はその店は、娘夫婦が選んだのではなく、僕が行って見たかったので、要求型である。ランチならセットメニューが2000円までとリーズナブルで、あまり負担にならないだろうと考えた。いわば、温情の親心。ただし、祝いだから酒は別で、娘婿が付き合うなら、ガバガバの飲むことになる。
もう1つ、大和焼き餃子なるものがあり、どんなものが食べてみたかった。たかが餃子なのに、1000円以上するから、奈良漬けだとか、何か変わった食材を使っているに違いない、と踏んでいた。
何も混んでいるGM中に日を設定しなくても、と思うだろうが、日程調整がつかなかったから仕方がない。これが予想外の展開のもとになった。
娘が予約したところから、予想外は始まった。何とGWはランチはしないという連れない対応。そこで、一品料理に変えたが、混雑するので、決まっている料理は注文しておいてほしいという。そこで、いろいろと頼んでくれた。もちろん、大和焼き餃子も。ところが、GW中はやっていないという冷たい答。当初の目論見は2つとも空振りになってしまった。
当日は大量の料理が次々と運ばれてきた。親を上回る娘夫婦の温情。結果的には、いろいろ食べることができて、予想外は良い展開になった。
[へぇ~」と思ったのは、黒酢の酢豚だった。豚肉がびっくりするほど大きい。食べてみると、ナガイモの塊を、薄切りの豚肉で巻き、酢豚ににしていた。なーるほど。さっそく採用。
ナガイモは皮をむき。太めの短冊に切る。長い豚の三枚肉を少し重ねながら並べて、長方形にする。ナガイモを豚肉と直角の方向に置き、豚肉を転がして巻き込む。端はカタクリ粉で留める。フライパンに油をひき、豚肉を転がしてながら焼く。黒酢、砂糖、しょうゆを混ぜて、豚肉にかけてさらに焼き、最後に水溶きカタクリ粉でとろみををつける。食べやすい長さに切って、皿に盛る。
飛天散華では酒も予想外の展開だった。中華だから、紹興酒をデカンタで頼んだが、何と娘婿は苦手で、ビールと焼酎を飲んだ。おかげで紹興酒は1人で、ガバガバ飲んだ。(梶川伸)2026.05.25
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更新日時 2026/05/25