文化歴史
山に囲まれた盆地の田園地帯に、ポツンと小さな寺があった。山茶花(さざんか)はかまぼこのような形で、8メートル×9メートル、高さ4メートル。これが1本の木だから...
客殿(書院)は、ヨシぶきの屋根だった。土蔵もそうだ。ヨシは琵琶湖の水辺を包む。湖国の寺らしい。 渋いヨシ屋根を、血染め紅葉(もみじ)が彩る。楓(かえで)は...
豊中市は2017年1月にグランドオープンを予定している市立文化芸術センターの指定管理者に、公益財団 法人日本センチュリー交響楽団(豊中市服部緑地)を含むグルー...
番傘みどり川柳会の2015年9月句会が9月6日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は48人、投句者は6人だった。開会に先立ち、8月3日に亡くなった笠他幹治さん...
川の水音を耳にして、急勾配の山道を登る。約100メートルごとに置かれた江戸時代の丁石を数え、十七丁石で質素な尼寺に着く。 息を整えて見上ると、お葉つき銀杏...
第7回社会人落語日本一決定戦が10月4日、池田市立市民文化会館(天神1-7-1)で開か、豊中市の会社員、関大亭笑鬼(かんだいてい・しょうき=本名:西尾方宏)さ...
道路を折れると長屋門があり、本堂への入り口の唐門までの間に、石蕗(つわぶき)が咲いている。葉は蕗のようだが、菊の仲間である。数は多くなく、黄色の花が、柔らかい...
牡丹(ぼたん)で知られる寺はこの時期、小菊で飾られる。11月3日に、菊会式(きくえしき)と呼ばれる法要があり、小菊まつりを繰り広げるからだ。 「牡丹の春は...
京都・高雄(たかお)を抜け、周山街道を清滝川沿いにさかのぼる。北山杉の里に入り、樹齢500年の台杉に見とれる。 そんな道筋を楽しんで、参道へと曲がると、赤...
番傘みどり川柳会の2015年8月句会が8月2日、豊中市立中央公民館で開かれた。出席は50人、投句者は4人だった。秀作が「みどり秀句抄」として、同人誌「番傘みど...