「石の道・いけだ」彫刻めぐり
池田市・五月山公園の五月平にある吉田昇さんの作品は、その名も「五月山」だ。吉田さんは石との出会いを強調する。石切り場で割れた状態の玉石を見た瞬間、緑青の鮮やか...
彫刻家の石野耕一さんは「人を取り巻く環境との調和」をテーマにした作品を生み出す。「人間が作り出す人工物は自然環境に大きな影響を及ぼす。自然に対する人の営みの配...
池田市綾羽2、五月山児童文化センター前にある「発芽」について、彫刻家の高橋克明さんは「五月山から5月の芽吹きを連想した」と説明する。植物が芽吹くように、人も成...
池田市豊島南1、十二神社前の「Chopstick」について、中農美枝子さんは「鳥居の前だから、細長い形がいいと考え、箸(はし)を置いた」と語る。池田市彫刻シン...
池田市・南畑公園にある浮川秀信さんの「石コプター」は、石に竹とんぼの要素を組み込んでいる。石置き場で見る能勢石は「巨大な石コロ様で、ビクとも動きそうにない」と...
「石は、長時間の塊であり、自然(じねん)の意思」と語る彫刻家の用澤修さんが作った「時の塊」が池田市の水月公園にある。 「ビックバン以前の高密度に充満したエ...
池田市の石橋玉坂公園に「最後の樹」がある。彫刻家、山口さとこさんが作った。「生きていたかった」という最後の木の悔しさを表現したと説明する。環境問題をテーマにす...
池田市綾羽2にある「重力質―柱」は彫刻家、曽我孝司さんが設置場所の印象をもとに作った。「静かで、ちょっとひなびた感じだった。タイムスリップしたような錯覚を受け...
池田市の大阪教育大学付属池田小学校の正門前にある「みち」は、彫刻家、小林陸一郎さんが1990年に作った。 小林さんは「旅人の碑」と題したシリーズを制作して...
池田市の伏尾台西公園に彫刻家、土田義昌さんが作った「進化の景色X VIII」がある。土田さんは気体や液体といった捉えようがないものを形にしようと考えた。水は触...