子どもと楽しみたい絵本 てくてく編①
【わたしようちえんにいくの】
作:ローレンス・アンホールト
絵:キャスリーン・アンホールト
訳:角野 栄子(文化出版局)
長男は幼稚園が近づくと、涙をこぼしてしまう毎日を半年くらい続けたでしょうか。教室に入らせるのに一苦労しました。この作品のアンナも1人きりで、幼稚園に置いていかれることで、不安がいっぱいです。でも、なんと、1日で素敵なお友達ができます。
妹は兄を送って行っているだけなのに、「幼稚園から帰りたくない」と泣いてしまう子でした。不思議なもので、翌年、妹が通い出すと、長男はアンナのように「あしたも、ようちえんにいくんだ」と大きな声で言うようになりました。そのとたんに、寂しさが募るママでした。
(絵本を楽しむ会・M)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第19号(2011年4月14日)
更新日時 2011/04/14