子どもと楽しみたい絵本 よちよち編①
【ころころころ】
作・絵:元永定正(福音館書店)
「赤ちゃんって、どうして床に落ちている小さなゴミを見つけて、口に入れちゃうの?」と思ったことはありませんか。我が家の2番目の子は、はいはいが上手になったころ、床に落ちているボタンを見つけ、自分の口に入れてしまいました。レントゲンを撮るとくっきり。2~3日後には無事排出されました。この作品は小さな色玉が階段や雲の上をころころと転がります。私がころころという言葉にリズムをつけて読み始めると、娘は色玉を指でなぞって、口に運ぶ仕草を楽しんでいました。これも仕草で済めば、かわいいものです。
(絵本を楽しむ会・M)
=地域密着新聞「マチゴト緒中・池田」第19号(2011年4月14日)
更新日時 2011/04/14