センバツ高校野球 履正社がベスト4進出 大量得点に三塁側アルプス席は大興奮
第83回センバツ高校野球大会は4月1日、準々決勝で履正社高校(豊中市)が智弁和歌山(和歌山)を10-3で破り、ベスト4進出を決めた。
履正社は4回に坂本の先制適時打で先制すると、5回は2死2、3塁から捕逸の間に得点。さらに2四死球での満塁から大西、坂本の連続2点打など5連打し計7点。履正社は9回にも2点を追加し、智弁和歌山を突き放した。
強豪相手に大量得点で快勝した履正社ナインに、3塁側アルプス席で応援していた生徒や保護者らは大興奮。履正社が得点するたびに揃いの青いメガホンが空に向けて突き上げられた。
応援席にいた2年生の寺澤知佐さんは「1番打者の海部君がいつもチャンスを作っている」と笑顔。四方(しかた)舞さんは「ピッチャーの飯塚君が頼もしい」と嬉しそうに話していた。毎試合応援に来ているという山川智美(さとみ)さんは「準決勝も必ず応援する。がんばってほしい」と興奮気味に話していた。
履正社高校は4月2日の準決勝で、東海大相模(神奈川)と対戦する。(早川方子)
更新日時 2011/04/01