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センバツ準優勝の履正社に豊中かがやき大賞

豊中かがやい大賞を受けた履正社野球部

 第86回選抜高等学校野球大会(日本高等学校野球連盟、毎日新聞社主催)で準優勝に輝いた履正社高校(豊中市長興寺南)の野球部の部員19人が4月月11日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎市長に喜びの報告をした。市は、市民に夢と明るい希望と感動を与えたとして「豊中かがやき大賞」を贈った。
 小森重喜校長のあいさつの後、岡田龍生監督が「ハラハラドキドキ、ミラクル的な試合もありましたが、豊中市民の皆さんの応援で決勝まで進むことができました」と大会を振り返った。また野球部OBで高校野球親善大使の山田哲人さん(ヤクルトスワローズ)から「履正社の歴史に新たに刻んだ素晴らしい結果。この悔しさを忘れず、夏には全国制覇を」という激励のメッセージが披露された。淺利市長は「皆さんのはつらつとしプレーや準優勝という結果に、市民全員が元気をいただきました。夏の大会もますますの活躍を期待しています」と述べた。
 最後に「豊中かがやき大賞」が金岡洋平主将に渡されると、会場は大きな拍手に包まれた。金岡主将は「準優勝という結果に満足はしていない。決勝を戦ったという経験と準優勝という悔しさを胸に、夏には豊中に優勝旗を持って帰りたい」と夏への抱負を語っていた。
 履正社の甲子園出場は、夏の全国高校野球選手権大会を含めると8回目だった。今大会では、春夏通じて初の決勝戦進出を果たしたが、龍谷大平安高校に6対2で惜しくも敗れた。4月2日の決勝戦では、初めて市役所でのパブリックビューイングを実施し、市民が声援を送った。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.04.11

更新日時 2014/04/11


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