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ちょっと味見を(1446) 精進ふりかけ丹

精進ふりかけ丹

 寺の食べ物といえば、精進料理となる。仏教は殺生を禁じていることから、動物性の食品を使わない。
 奈良市・興福寺に行った際、境内のショップをのぞくと、「精進ふりかけ丹」なるものを見つけた。「丹」は「青丹よし奈良の都」の丹だろう。赤い色を示すが、ふりかけは全体的に黄色の系統だった。
 精進と銘打っているためか、動物性たんぱく質は使っていない。大豆がその代わりをしているようだ。ほかに赤ジソ、乾燥みぶな、トマトフレーク、金ゴマ、白ゴマなどが原材料欄に書いてあり、その中でゴマの香りと味が強かった。興福寺と広島市の三島食品が協同開発したそうだ。(梶川伸)2019.01.09

更新日時 2019/01/09


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