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ちょっと味見を(1312) 吟醸酒・熊野三山

 「吟醸酒・熊野三山」の小さな瓶をもらった。甘めの酒で、味も香りも芳醇だった。製造は和歌山県新宮市、尾崎酒造で、その名前は懐かしかった。以前、「酒蔵めぐり」という連載の1回分として、取材したことがある。
 当時の社長は「和歌山県は田辺市から南、三重県は松阪市から南に酒蔵は1軒になった」と話していた。そして、「この酒蔵が残ったのは、熊野三山の御神酒(おみき)だったから」とも語った。その名前の酒をもらい、十数年前の言葉が甦った。(梶川伸)2018.09.01
 

更新日時 2018/09/01


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