ちょっと味見を(1310) コルマーで食べたオマールエビのスープ
友人の案内でスイス中心の旅行を楽しんで、最後の夜の食事はフランス・コルマーのレストラン「JYS」だった。
4人で行き、それぞれ違う料理を頼んだ。アイデア豊富なレストランで、客を喜ばせる。その最たるものはオマールエビのスープだった。私の注文ではなかったが。
まずコーヒーをたてる時に使うサイフォンが登場し、アルコールランプに火をつける。通常なら上側にコーヒーの粉、下側に水が入っている。この料理の場合は上側にオマールエビやタケノコなどなの野菜、タコの飯(いい、?)と思われる粒々、下側にオマールエビの殻から取った(?)茶色いスープが入っている。
熱せられるとスープが上の容器の方に上がっていく。スープがほぼ上がり切ると火を消し、いったんサイフォを厨房にさげる。最後の調理をした後で、ボール状のお椀に具がたくさん入ったのスープが運ばれてきた。
これは目立つ。周りのテーブルの客も驚いて、同じものを注文する人がいた。日本料理ブームのせいか、ワサビ、ソバを素材として使っている料理もあって、楽しい店だった。(梶川伸)2018.08.30
更新日時 2018/08/30