ちょっと味見を(990) 俵ハンバーグ
遊び仲間で大阪府堺市に行った際、堺市に住んだことのある友人から勧められていたので、寛屋堺百舌鳥店の俵ハンバーグを食べに行った。店のレジに置いてあるカードを見ると、和歌山市が本店で、大阪市・心斎橋にも出店していいた。
ステーキとハンバーグの店だった。俵ハンバーグはの「俵」は、その形に由来するようだ。注文は大きさで頼み、それにトッピングを決める。私はレギュラーサイズ(確か230グラム)にチーズのトッピングをした。
まず熱してある鉄のプレートが木の台に乗って運ばれてくる。客は紙のナプキンを広げて顔の下あたりからたらす。店員はナプキンの下の端を下にはさむようにして、木の台をテーブルに置く。油が飛び散らないようにするためだ。
続いて店員がハンバーグを運んできて、鉄の皿に乗せる。このハンバーグが俵型をしている。店員は皿の上でハンバーグを2つに切り、上から押さえて平たくする。
ハンバーグはミディアムレアで、中は赤味が見せる。よく火を通すそうと思えば、暑い鉄板に押さえつければいい。
荒びきの肉で、余分なものはほとんど入っていない。香辛料もほとんど使っていないように感じる。肉の味が強く、特に脂身のこげたような味が食欲をそそる。味もよく、パフォーマンスもおもしろい。(梶川伸)2017.10.19
更新日時 2017/10/19