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ちょっと味見を(869) ネマガリダケ

宿の夕食にゆでたネマガリダケを加えました(一番手前)

 遊び仲間と兵庫県・湯村温泉に行った時のことだ。温泉が出ていて、ゆで卵などを作る場所があり、「荒湯」と呼ばれている。私たちも当然のように、生卵を買い、ゆで卵を作っていた。
 すると地元の人が、細くて短いタケノコのようなものを大量にゆでていた。聞いてみると、ネマガリダケだった。全員が初めてだったので、厚かましくも「食べてみたい」を話すと、10本ほどプレゼントしてくれた。「30分ゆでなさい」」と教えられ、その通りにして、宿の夕食に加えた。
 皮をむき、塩をつけて食べた。見た目からも上品なタケノコといった味だったと思うが、食べるまでの過程ばかり覚えていて、実は味の記憶はほとんどない。(梶川伸)2017.06.19

更新日時 2017/06/19


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