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ちょっと味見を(817) 巽屋のラーメン

巽屋の肉玉入りラーメン

 毎日新聞旅行の遍路旅の先達をしていて、行程表は私が作る。昼ご飯はできるだけ地元のものを食べるのが、コンセプトの1つにしている。とは言っても高級なものではなく、ソウルフードのような庶民的なB級グルメを選ぶ。
 徳島では徳島ラーメンも組み込む。チャーシューの代わりに、甘辛く煮た薄切りの豚肉をトッピングするのが、特徴の1つだ。最近は徳島市の巽屋を組み込む。最初に電話をした時の印象が強いからだ。
 事前に注文しておこうと思い、以前食べたことのある「肉玉入り」をお願いした。すると店の大将は「スープに自信がある。卵を入れない方が味がわかる。卵入りでない方がうれしい」と言った。わざわざ値段の安い方を薦めたわけで、スープへのこだわりが気に入った。先日は久し振りに、肉玉入りにしたが。
 スープの色が濃くて、焦げ茶色をしている。色の印象ほどの濃い味付けではなく、ついついたくさん飲みたくなる。豚肉もたくさん入っている。結構お腹が膨れ、ご飯を残した人も半分ほどいた。
 それにしても、ラーメン・ライスを売り物にしているツアーは滅多にないような気がする。自分で言うのもおかしいが。(梶川伸)2017.05.01

更新日時 2017/05/01


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