ちょっと味見を(434) 不知火
ミカンの種類は多い。だから知らないものは食べてみたくなる。今回は「不知火(しらぬい」。友人のいただきものだったが、珍しいと思い、おすそ分けしてもらった。
頭の部分が飛び出ている。皮をむいて食べてみる。中の皮のまま食べらせる。水分が多く、甘味もある。形といい味といい、どこかデコポンに似ている。
食べ終わった後、インターネットで調べてみた、すると、デコポンの正式名称だった。不知火は熊本県の産地の名前だという。何~んだ、デコポンか。そう思って読み進めると、デコポンという表示には糖度は産地に基準があるらしい。その基準に合わないものが不知火として売られる。友人からは裸の不知火をもらったので、産地はわからなかった。(梶川伸)2016.04.23
更新日時 2016/04/23