発行人:梶川 伸
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押しつけ花物語(10) イヌタデと赤マンマ
イヌタデのほか、ミゾソバ、サザンクロス、ツユクサなど
花かごの中に、3本のイヌタデが立っている。赤い小さな粒がたくさんついているのがそうだ。 イヌタデと呼ぶと、どうも印象がよくない。イヌも、タデも野の花の可愛らしさのニュアンスがない。 ところが、「赤マンマ」という呼び方がある。粒を米に見立てている。マンマが可愛らしい。「赤のマンマ」ともいう。「の」の一文字が、さらに柔らかい響きに変える。(梶川伸)2014.11.16
更新日時 2014/11/16
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