押しつけ花物語(56) マンテマの意外性
初夏に道端の草むらで、マンテマの花をよく見る。小さな花だが、案外目につく。咲いている期間は短いが。
目につ理由の1つは、色だろう。えんじ色がかった赤で、この色はあまり目にしない。もう1つも色に絡むが、クレヨンで塗ったような少しかすれた感じがする。
押し花にする。すると色は濃い紫に変わる。かすれ感はなくなり、ベタった塗ったようになる。すべて、小さな花びらの世界でのの変化だが、意外性を感じる。(梶川伸)2022.08.20
更新日時 2022/06/20