空港・就航都市の街から⑩ 新潟市
日本航空の大阪(伊丹)―新潟線が3月31日から、1日あたり3往復から1往復増え、4往復となった。2012年春に増便した全日空と合わせると1日10往復となり、利便性が高まった。
新潟県は、今年と来年の2シーズン連続で4月から6月、JR6社と共同で「デスティネーションキャンペーン」を開催。新潟のグルメ、花、酒、匠、文化など、さまざまな観光素材の魅力を紹介することで、観光客に満足してもらおうという企画だ。地酒1杯と郷土料理のセット「食と酒の陣」(チケット制、1枚800円)や、旧小澤家住宅など3施設の観覧券をセットにした観光循環バスの1日乗車券(900円)、一面の菜の花畑で知られる水の公園「福島潟」の花鑑賞バス1日乗車券(200円)などを販売している。
新潟市は近隣都市との連携を深めるため、2012年に新潟会津観光交流宣言をし、集客に力を入れている。特に今年はNHK大河ドラマの舞台でもある福島県会津若松市との行き来を活発化させており、9月までの毎週末、SL観光列車が走っている。(早川方子)
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