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風景印で街歩き⑤ 池田鉢塚郵便局

風景印は水月公園の白鳥と噴水、斉芳亭を描く

 池田鉢塚郵便局は1962年に開局し、池田市内で3番目に古い。岩崎成久局長は「最初の局長が私の祖父で、子どもの私はこのあたりで遊んだ。当時は田んぼの中に郵便局があるといった風景で、地名も鉢塚ではなく才田といい、局名も才田郵便局だった。古くからの人は今でもそう呼ぶことがある」と話す。近くには水月公園。「開局当初から公園はあったが、立派なものじゃなかった」そうだ。
 局員は客を呼ぶ時、番号札の数字で言わず、名前を呼ぶ。「だいたい顔と名前が一致している。その距離感が郵便局の良さかな」と岩崎さん。(礒野健一)

更新日時 2012/09/07


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