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子どもと楽しみたい絵本 よちよち編24

「わゴムは どのくらい のびるかしら?」文:マイク・サーラー 絵:ジェリー・ジョイナー 訳:きしだえりこ(ほるぷ出版)

【わゴムは どのくらい のびるかしら?】
 この作品では、男の子が輪ゴムを持って、どこまで伸びるか挑戦します。宇宙まで伸びきった輪ゴムは切れることなく、びょ~んと縮んで、男の子は無事にベッドに到着です。さて、我が家の末っ子のお話です。大切な試験前に、「勉強は順調?」と聞くと、にやっとした末っ子は「おう、俺は伸びしろ十分やからな!」と答えます。私は「そう…」と答えたものの、頭の中では「?」 試験まで2週間もなく、伸びしろが多いということは、ひょっとして全然ダメってこと? 恐る恐る、「ねえ、その伸びしろって、まだ伸びそう?」と聞くと、元気よく「おう!」という返事。それから、試験前に勉強の進ちょく状況を聞くのは止めました。だって、本当にこの作品のように宇宙まで伸びて、そこで切れてしまいそうな気がしますから。追い込まれた状況でも、こんな会話ができることを褒めるべきか、叱るべきか悩ましい限りです。いや、本当に!(絵本を楽しむ会・M)

更新日時 2012/09/12


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