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羊もクールに変身 五月山動物園で毛刈り

飼育員に教えてもらいながら毛刈りをする受講生

 5月16日、池田市立五月山動物園(綾羽2)で、毎年恒例の羊の毛刈りが行われた。
 五月山動物園にはもともと6匹が飼育されていたが、2012年3月に閉鎖されたおおさか府民牧場(能勢町)から6匹が加わり、4月には奈良県山添村・めえめえ牧場からも2匹がやって来て、今は14匹が飼育されている。この日は5匹の毛刈りが行われ、五月山緑のセンターの「草木染 織講座」の受講生も、飼育員に教えられながら恐る恐るバリカンを動かした。
 飼育員によると、羊1匹から約3キロの羊毛が取れるという。講座ではそれを洗浄し、草木で染めた後、マフラーやストールなどを編む。堺市から来た受講生の小島恵一朗さんは、「バリカンが思ったより大きくて驚いた。羊の温かい体に触れ、生き物から毛が作られることを改めて実感した」と話した。(礒野健一)

コリデール 羊毛 クールビズ

更新日時 2012/05/16


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