子どもと楽しみたい絵本 よちよち編⑯
【くだもの】作:平山和子(福音館書店)
末っ子がハイハイを始めたころ、足の裏が黄色く変色していました。慌てて、病院に駆け込むと、先生は「ミカンの食べ過ぎだ」と。でも、私は食べさせた覚えがありません。「おかしいな」と思って、ゴミ箱をみると、大量のミカンの皮。犯人は優しいお兄ちゃんとお姉ちゃんでした。「とても喜んだ」と言うのです。この作品では、1ページ目は果物が丸ごと登場し、次のページで皮をむいて「どうぞ」とでてきます。そして、ミカンの皮は自分でむけると教えてくれますが、食べすぎにはくれぐれもご注意を。(絵本を楽しむ会・M)
更新日時 2012/01/31