このエントリーをはてなブックマークに追加

ちょっと味見を(1736) 後生掛温泉の黒たまご

黒たまご

 秋田県・八幡平の後生掛温泉に泊った時に黒たまごを買って、部屋で飲む酒のさかなにした。翌朝、宿の周りの温泉の研究路(遊歩道)を歩いた。ブツブツと泥が吹き、蒸気が上がっている。黄色くなった岩肌も露出している。
 黒たまごは、そんな場所で作ったゆで卵のようだ。研究路の途中の小さな売店で売っていた。卵の殻は真っ黒。むくと真っ白な卵が出てきて、中は黄身。固ゆでで、どこか温泉のにおいがし、黒、白、黄の色の組み合わせが鮮やかだった。(梶川伸)2019.10.07

更新日時 2019/10/07


関連リンク