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ちょっと味見を(1340) お茶屋餅

お茶屋餅

 四国遍路の27番・神峯寺から28番・大日寺に行く途中、香南市に手結港がある。江戸時代に整備された港で、その出入り口に跳ね上げ橋がかかっている。1日に数回した上がらないが
 良い遍路道を歩き、ほかはバスで移動する遍路旅を企画した時に、寄ったことがある。バスを停めて、港を見ている最中に、橋が上がり始めた。そこで大あわて。何とバスは橋に停めていた。1日数回の機会に出くわしたおとになる。運転者さんが急いでバスを動かし、大事にはいたらなかったが。
 そばの国道沿いに、澤餅茶屋という店がある。遍路の一行の1人が親類に当たるそうで、立ち寄ることにした。名物はお茶屋餅。柔らかい餅で、ニッキの香りが強いのが特徴だった。以後、遍路の際に時々、酔ってみる。
 この店にはもう1つ名物がある。それは干物。シイラなど珍しいものを売っている。(梶川伸)2018.09.29

更新日時 2018/09/29


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