ちょっと味見を(1240) 球磨拳
焼酎(しょうちゅう)なら黒糖か米を原料にしたものが好きだ。そんなことを言っていたら、球磨焼酎をもらった。その名も「球磨拳」。熊本県多良木町、恒松酒造本店の米焼酎だった。
瓶にはタグのようなものがつけてあって、「2017年秋季全国種類コンクール第1位」と書いてあった。ラベルを見ると、原料は米と米麹(こめこうじ)。麹は吟醸酒用のものを使っていて、しかも通常の2倍量を使っているらしい。
そのためだろう、焼酎にしては味わいがある。香りも高く、しっかりとアルコールがのどを通るのだが、最後にほんわりと甘さ広がる。どこかに日本酒の要素を持っているようにも感じる。(梶川伸)2018.06.22
更新日時 2018/06/22