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ちょっと味見を（1013） キビナゴの一夜干し
キビナゴの一夜干し
キビナゴは鹿児島や高知でよく食べる。初めて口にしたのは、毎日新聞に入社して間もなくんのことで、４０年ほど前のことになる。先輩に大阪環状線の野田駅の近くで、鹿児島県人会の役員が経営している居酒屋さんだった。刺し身を食べ、姿の美しいのが印象ｎ残った。
高知に関しては、初めて遍路に行った際、高知県中村市（現四万十市）の幡多料理の店で、焼いたものを食べた。生だったか干物だったかは覚えていない。
先日、毎日新聞旅行の遍路旅の案内人で高知県・足摺岬の足摺国際ホテルに泊まると、朝食にでてきた。一人用のコンロの上で焼いて食べた。小さい魚で、鉄板の上には５匹乗っていた。これが一夜干だった。干してあるので旨みが増し、塩味、柔らかさがちょうどよく、ご飯が進んだ。（梶川伸）2017.11.11
更新日時 2017/11/11
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