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ちょっと味見を(155) お肉の佃煮

お肉の佃煮の包装

 7月か8月、あるいは12月にしか食べないものがある。大阪・播重(はりじゅう)の「お肉の佃煮」もそうだ。
 高いから、自分で買うことはない。親類が中元か歳暮に送ってくれるから、ありがたくいただく。サンショウの実がアクセントになっていて、ご飯が進む。チマチマでなく、バクバク食べる。いただきものだからだろう。
 先輩が定年退職になった時、職場の仲間が送別会を開いた。幹事役が先輩に希望の店を聞くと、「1度、播重のすき焼きを食べてみたい」と言ったそうだ。(梶川伸)15.08.02

 

更新日時 2015/08/02


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